カムとレオナルド・ダ・ヴィンチ

「万能人」の異名を持つ、イタリア ルネサンス期の芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
レオナルドは絵画、建築、音楽、科学、解剖学、工学など様々な分野で多大な功績を遺しました。特に「モナリザ」や「最後の晩餐」など絵画の分野で有名です。一方、自然科学や機械工学などについて書かれた膨大な量の手稿とスケッチも遺しています。機械工学的なものでは軸受や歯車、カムなど、現代でも第一線で活躍している機械や器具の原型が多く描かれています。
レオナルドのカム機構のスケッチが三共製作所の技術の原型になります。いくつかのカム機構のスケッチではすでにカムにより様々な動きを作り出すことができることを示唆しています。レオナルドがスケッチした500年前から基本的なコンセプトは変わらず、三共のカム製品にもこれらの技術が受け継がれています。

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